刺身や寿司、おそばなどに欠かせない「わさび」。
スーパーで買い物をしていると、
- 「生わさび」
- 「本わさび使用」
- 「本生わさび」
など、似たような名前の商品を見かけることがあります。
「生わさびと本わさびって何が違うの?」
「どっちが高級なの?」
「チューブわさびは本物じゃないの?」
と疑問に思ったことはありませんか?
結論からいうと、「本わさび」はワサビという植物の種類を表し、「生わさび」は加熱していない(または生の風味を生かした)状態を表す言葉です。
つまり、「本わさび」と「生わさび」は比較する言葉ではなく、それぞれ意味が異なります。
この記事では、生わさびと本わさびの違い、本わさびと西洋わさび(ホースラディッシュ)の違い、チューブわさびの選び方までわかりやすく解説します。
生わさびとは?
生わさびとは、加熱していないわさび、または生の風味を生かした商品を指す言葉です。
例えば、
- 生のわさびの根茎
- すりおろしたばかりのわさび
- 「本生」シリーズのチューブわさび
などに使われます。
つまり、「生」は加工方法や状態を表している言葉です。
本わさびとは?
本わさびとは、日本原産の**ワサビ(学名:Wasabia japonica、現在はEutrema japonicumとされることもあります)**という植物のことです。
静岡県や長野県などの清流で栽培されることで有名です。
本わさびの特徴は、
- 上品な辛さ
- 爽やかな香り
- 甘みを感じる
- 辛さが長く残らない
ことです。
高級寿司店や料亭では、本わさびをその場ですりおろして提供することが多くあります。
生わさびと本わさびの違い
| 比較項目 | 生わさび | 本わさび |
|---|---|---|
| 意味 | 生の状態・加工方法 | ワサビの種類 |
| 表しているもの | 状態 | 品種 |
| 加熱 | 基本的にしていない | 関係ない |
| チューブ商品 | 生タイプもある | 本わさび使用の商品もある |
つまり、
生わさび=状態
本わさび=植物の種類
という違いがあります。
「本生わさび」とは?
スーパーでよく見かける「本生わさび」。
これは、
- 本わさびを使用し
- 生の風味を大切にした
という意味の商品名です。
「本」と「生」の両方の特徴を表しています。
西洋わさび(ホースラディッシュ)との違い
実は、市販のチューブわさびには、西洋わさび(ホースラディッシュ)が使われている商品もあります。
ホースラディッシュは、
- 白い根
- 辛味が強い
- 香りはやや少ない
- 肉料理にも使われる
という特徴があります。
ローストビーフに添えられる「レフォール」もホースラディッシュです。
本わさびと西洋わさびの違い
| 比較項目 | 本わさび | 西洋わさび |
|---|---|---|
| 原産 | 日本 | ヨーロッパ |
| 色 | 緑色 | 白色 |
| 香り | 豊か | やや少ない |
| 辛さ | 上品 | 強い |
| 価格 | 高い | 比較的安い |
チューブわさびは本物?
チューブわさびも「本物」です。
ただし、
- 本わさび100%
- 本わさび入り
- 西洋わさび主体
など、商品によって原材料は異なります。
価格が高いほど本わさびの割合が多い傾向があります。
購入するときは、原材料表示を見ると違いが分かります。
お刺身にはどっちがおすすめ?
刺身や寿司なら、本わさびがおすすめです。
魚本来のうま味を引き立て、
辛味よりも香りを楽しめます。
肉料理なら?
ローストビーフやステーキには、西洋わさびがよく合います。
強い辛味が肉の脂をさっぱりさせてくれます。
本わさびはなぜ高い?
本わさびは、
- きれいな湧き水が必要
- 栽培期間が長い(約1年半〜2年)
- 手間がかかる
ため、高価になります。
静岡県や長野県など限られた地域でしか本格的な栽培ができません。
おいしいすり方
本わさびは、
サメ皮おろし
を使って円を描くようにゆっくりすりおろすと、
香りが最も引き立つとされています。
金属製のおろし器でもすれますが、食感や香りが少し変わります。
よくある質問
生わさび=本わさびですか?
違います。
生わさびは状態を表す言葉、本わさびは植物の種類です。
チューブわさびでも十分?
家庭で使うなら十分おいしく楽しめます。
最近は本わさび使用の商品も増えています。
本わさびはどこで買える?
スーパーや百貨店、道の駅、産地直送通販などで購入できます。
まとめ
生わさびと本わさびの違いをまとめると、
- 生わさび:生の状態や加工方法を表す言葉
- 本わさび:日本原産のワサビという植物の種類
- 「本生わさび」は本わさびを使用し、生の風味を生かした商品
- 市販のチューブわさびには本わさび入りや西洋わさび主体の商品などさまざまな種類がある
- 刺身や寿司には本わさび、肉料理には西洋わさびもおすすめ
スーパーで商品を選ぶ際は、パッケージの表示や原材料を確認すると、自分の好みに合ったわさびを選びやすくなります。
ぜひ本わさびならではの豊かな香りや上品な辛さも味わってみてください。


