「つくね」「つみれ」「肉団子」、どれもひき肉を丸めた料理で、違いが分かりにくいですよね。
レシピサイトを見ていても、どれがどれだか混乱してしまう・・・
そんな経験はありませんか?
そこで、この記事では、そんな悩みを解決すべく、「つくね」「つみれ」「肉団子」の違いを分かりやすく解説していきます。
それぞれの定義や見分け方、代表的な料理もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
Contents
「つくね」「つみれ」「肉団子」はそもそも、何が違うの?
結論から言うと、「つくね」「つみれ」「肉団子」に明確な定義はありません。
しかし、一般的には以下の3つのポイントで見分けることができます。
調理法: 焼くか、茹でるか、揚げるか
つなぎ: 卵やパン粉を使うかどうか、何を使うか
見た目: タレがかかっているかどうか、形
では、それぞれの料理について、詳しく見ていきましょう。
つくね
つくねの特徴
「つくね」は、鶏ひき肉に、ネギや卵、調味料などを混ぜて丸め、 串に刺して焼いた料理です。
焼き鳥屋さんのメニューで見かけますよね。タレは、甘辛いタレや塩ダレが一般的です。
つくねのポイント
・調理法: 串に刺して焼く
・つなぎ: 卵、パン粉を使う場合もある
・見た目: タレがかかっていることが多い
つくねの例
・焼き鳥のつくね
・つくねハンバーグ
つみれ
つみれの特徴
「つみれ」は、魚のすり身に、味噌や生姜などの香味野菜、豆腐などを混ぜて丸め、 鍋や汁物の具材として茹でた料理です。
地域や家庭によって、入れる材料や味付けが異なります。
つみれのポイント
・調理法: 茹でる
・つなぎ: 卵、片栗粉、山芋などを使う
・見た目: タレはかかっていない
つみれの例
・おだんご汁
・はんぺん
・がんもどき
肉団子
肉団子の特徴
「肉団子」は、鶏肉、豚肉、牛肉など、 様々な種類のひき肉 を使って丸めた料理です。
調理法も、焼く、揚げる、煮るなど、様々です。
お弁当のおかずや、中華料理など、幅広い料理に使われます。
肉団子のポイント
・調理法: 焼く、揚げる、煮るなど、様々
・つなぎ: 卵、パン粉、片栗粉などを使う
・見た目: タレがかかっている場合もある
肉団子の例
・甘酢あんかけの肉団子
・スウェーデン風ミートボール
・肉団子スープ
「つくね」「つみれ」「肉団子」の違い
料理名 | 主な材料 | 調理法 | つなぎ | 見た目 |
---|---|---|---|---|
つくね | 鶏ひき肉 | 串に刺して焼く | 卵、パン粉 | タレがかかっていることが多い |
つみれ | 魚のすり身 | 茹でる | 卵、片栗粉、山芋など | タレはかかっていない |
肉団子 | 様々なひき肉 | 焼く、揚げる、煮るなど | 卵、パン粉、片栗粉など | タレがかかっている場合もある |
材料の違い
つくねは主に鶏肉、つみれは魚、肉団子は多様な肉が使われます。
調理方法の違い
つくねは通常焼いて仕上げ、つみれは煮込み、肉団子は様々な方法(揚げる、煮る、焼く)で調理されます。
味付けの違い
つくねは甘辛いタレが多く、つみれは魚の風味を生かしたさっぱりしたスープ、肉団子は中華風や洋風の様々なソースが使われます。
「つくね」「つみれ」「肉団子」の違いのまとめ
つくね、つみれ、肉団子は、見た目が似ているため混同されがちですが、それぞれが異なる材料と調理法を持っています。
あなたが料理をするときは、ぜひこれらの違いを楽しんでくださいね。