「たらこ」と「明太子」
どちらも赤い魚卵で、見た目はそっくりですよね。
実は、違いがよくわからないまま購入している方もいるかもしれません。
そこで今回は「たらこ」と「明太子」の違いについて、解説していきます。
原材料はどちらも「スケソウダラの卵」
結論から言うと、たらこも明太子も、原料は同じ「スケソウダラの卵」です。
では、何が違うのでしょうか?
Contents
たらことは?
たらこは、スケトウダラの卵を塩漬けにしたものです。
日本では古くから親しまれており、シンプルな味わいが特徴です。
そのまま食べることもできますし、ごはんやパスタに混ぜると、ほんのりとした塩味が効いてとてもおいしいです。
明太子とは?
明太子は、たらこをベースに唐辛子や調味料で味付けしたものです。
九州地方、とくに福岡の名産として知られています。
ピリ辛の味わいが食欲をそそり、たらこの塩味とは異なる刺激が楽しめます。
たらこと明太子の違い
味付けの違い
たらこは、塩だけで味付けされています。
一方、明太子は唐辛子や調味料を加えて、ピリ辛く仕上げられています。
色の違い
たらこは薄いピンク色をしていますが、明太子は唐辛子による赤みがかった色をしています。
原産地の違い
たらこは日本発祥ですが、明太子は韓国から伝わったとされています。
食べ方の違い
たらこはそのまま食べることが多いですが、明太子はおにぎりの具やパスタの具材として使われることが多いです。
栄養価の違い
たらこと明太子は、ほぼ同じ栄養価ですが、明太子には唐辛子由来のカプサイシンが含まれています。
たらこと明太子の違いのまとめ
「たらこ」と「明太子」の違いは、味付けのみです。
たらこは素材本来の旨味を、明太子はピリッとした辛味を楽しみたい時におすすめです。
今回の記事を参考に、それぞれの違いを理解した上で、料理や好みに合わせて使い分けてみてくださいね。