「整理整頓」って、子どもの頃からよく聞く言葉ですよね。
でも、意外と「整理」と「整頓」の違いって知らないかも…?
「整理」と「整頓」には実は異なる意味があります。
そこで、「整理」と「整頓」の違いと使い分け方をご紹介したいと思います。
整理とは?
「整理」は、一言で言うと 「スッキリ減らす」 こと!
- 部屋が散らかってる → 不要な物を捨ててスッキリさせる
- 頭の中がモヤモヤ → 考えを整理して重要なポイントを明確にする
- 会社の仕事が混乱 → 仕事の優先順位を決めて、やるべきことを明確にする
このように、「整理」は不要なものを取り除き、物事をシンプルにすることを意味します。
整頓とは?
一方、 「整頓」 は 「使いやすく整える」 こと!
- 机の上が散らかってる → 文房具を種類ごとに分けて収納
- 本棚が乱雑 → 本のサイズ順に並べて見やすくする
- クローゼットの中がぐちゃぐちゃ → 服を種類や季節ごとに整理して収納
「整頓」は、今ある物を使いやすく、そして見た目を美しく整えることを意味します。
整理と整頓の違い
整理と整頓は「乱れたものを整える」という共通点がありますが、それぞれ異なる意味や使い方があります。
- 整理
- 乱れた状態を整える。
- 必要なものと不要なものに分け、不要なものを捨てること。
- 整頓
- 物を捨てずに、正しい位置にきちんと片付けること。
まとめると、「整理」は不用なものを処分し、「整頓」は物を使いやすく片付けるという違いがあります。
整理と整頓の正しい使い方
- 整理
- 「気持ちの整理がついた」
- 「交通整理をする」
- 「プレゼンの資料を整理する」
- 「人員を整理する」
- 「荷物を整理する」
- 整頓
- 「机の上を整頓する」
- 「部屋は整頓されている」
整理は不要なものを取り除く、整頓は散らかったものをきちんと片付けるという意味です。
整理と整頓の違いのまとめ
「整理整頓」は、この2つの言葉を合わせて強調するものです。
ただ、注意すべきは「整理」は捨てることが含まれ、「整頓」は捨てないことです。
片付けをする際は、まずは不要なものを整理して、使いやすく整頓することを心がけましょう。