「収まる」「納まる」「治まる」「修まる」
どれも漢字が似ていて、意味も何となく重なる部分がありますよね。
使い分けに迷って、結局いつも同じような言葉を選んでしまう・・・なんてことはありませんか？
そこで、「収まる」「納まる」「治まる」「修まる」の違いについてわかりやすく解説します。
Contents
「収まる」の意味と使い方
「収まる」は、何かが中に入る、収容されるという意味で使われます。
物理的に何かがある場所や入れ物にぴったり納まる場合に使われることが多いです。
「収まる」の例文
・荷物が棚に収まる。
・心の中に穏やかさが収まる。
「納まる」の意味と使い方
「納まる」は、物事が正常な状態や所定の場所に配置されるという意味があります。
また、金銭や品物を支払う、受け取るという意味合いで使われることもあります。
「納まる」の例文
・書類が正しい場所に納まる。
・会費が無事に納まる。
「治まる」の意味と使い方
「治まる」は、混乱や争いが平和な状態に戻る、病気や痛みがなくなるという意味があります。
感情や状況が落ち着いたり解決したりする際に使われます。
「治まる」の例文
・政治が安定し、国が治まる。
・頭痛が治まる。
「修まる」の意味と使い方
「修まる」は、自分の行いが改善される、または正されるという意味があります。
自身の行動や性格に対して反省が行われ、良い方向に向かうことを表します。
「修まる」の例文
・学生がしっかりと修まる。
・日々修行により身が修まる。
「収まる」「納まる」「治まる」「修まる」の違いのまとめ
「収まる」「納まる」「治まる」「修まる」は、似たような状況で使われがちですが、実際には異なる意味を持っています。
適切な漢字を選ぶことで、文章の意味がより明確になります。
これを機に、正しい使い方を身につけてみてください。
今後も日本語の奥深さを一緒に学んでいきましょう！
