「スキンダイビング」「シュノーケリング」「スキューバダイビング」
どれも海を舞台にした人気のアクティビティですが、その違いがいまいちわかりにくい、と感じていませんか?
そこで、この記事では、3つの違いをわかりやすく解説します。
Contents
スキューバダイビングとは?
スキューバダイビングは、専門的な装備を使って海中を探検するアクティビティです。
空気タンクやレギュレーター、ウェットスーツなどを装備し、比較的深い水中を長時間楽しむことができます。
スキューバダイビングは海の中の生態系をしっかり観察したいという方におすすめです。
スキューバダイビングの特徴
・使用する装備が多く、講習を受ける必要があります
・深さ30メートル程度まで潜ることができ、海中の美しい世界を満喫できます
・比較的自由に動き回り、長時間水中にいられるため、魚やサンゴ礁をじっくり観察できます
シュノーケリングとは?
シュノーケリングは、水面近くでの活動が主体で、比較的手軽に楽しむことができます。
フィン、マスク、シュノーケルを使って水中に顔を付け、息継ぎをしながら水中の景色を楽しみます。
初めての方やスキューバダイビングほどの装備が不要な方には特に人気があります。
シュノーケリングの特徴
・装備が簡単で、練習や講習がほとんど不要です
・水面に浮いているだけで、軽い疲労感で楽しく海中観察ができます
・浅瀬での活動がメインですが、美しいサンゴ礁や熱帯魚を十分満喫できます
スキンダイビングとは?
スキンダイビングは、シュノーケリングに潜水を加えたアクティビティです。
シュノーケルを使い水面で息を吸い、その後肺の中の空気を持って潜水します。
器材に頼らず自身の息でどれだけ水中を楽しめるかがポイントです。
フィンやマスクを使うのはシュノーケリングと同様ですが、一定の潜水技術が求められます。
スキンダイビングの特徴
・装備がシンプルで、スキューバダイビングよりも手軽に始められます
・自然の呼吸だけで潜るため、素早く浮上が可能です
・水中での自由度が高く、アクティブに動くのが好きな方に向いています
スキンダイビング、シュノーケリング、スキューバダイビングの違い
それぞれの違いを表にまとめました。
アクティビティ | 説明 | 装備 | 深さ | 資格 | 費用相場 |
---|---|---|---|---|---|
スキンダイビング | フィン・マスク・シュノーケルを使って水面を漂い、息を止めて潜水する | フィン、マスク、シュノーケル | 水深5m程度まで | 不要 | 体験ダイビング:5,000円~ |
シュノーケリング | 水面に浮かび、シュノーケルを使って呼吸しながら海中を観察する | シュノーケル、マスク、フィン、ライフジャケット(任意) | 水面 | 不要 | 体験ダイビング:3,000円~ |
スキューバダイビング | 空気ボンベを背負い、深く潜水する | フィン、マスク、タンク、レギュレーター、BCDなど | Cカードのランクによる | Cカードが必要 | 体験ダイビング:15,000円~ |
スキューバダイビング、シュノーケリング、スキンダイビングの違いのまとめ
このように、スキューバダイビング、シュノーケリング、スキンダイビングはそれぞれ異なる特徴があり、目的や興味に応じて選ぶことができます。
初心者の方はシュノーケリングから始め、海中の世界に魅了されたらスキューバダイビングやスキンダイビングに挑戦するのもおすすめです。
それぞれのアクティビティで、安全に楽しむためにはルールを守り、必要な準備をしっかりとしましょう。
素晴らしい海の世界を満喫してください!