昔話、童話、おとぎ話って聞いたことあるけど、違いわかりますか?
昔話とは?
まずは「昔話」。 何となく日本のイメージがありますよね。
「むかしむかし、あるところに」って始まるやつです。
作者は不明で、日本の伝承(フォークロア)として語り継がれてきたお話です。
童話とは?
次に「童話」。 これはグリム童話やイソップ童話を思い浮かべる方も多いでしょうね。
童話は作者がちゃんといます。
グリム童話はドイツのグリム兄弟が編纂した昔話集で、「シンデレラ」「赤ずきん」なんかが有名です。
ちなみに、アンデルセン童話はデンマークのアンデルセンが書いたもので、「人魚姫」「みにくいアヒルの子」なんかが有名です。
イソップ童話は古代ギリシアのアイソーポス(イソップ)が作ったと言われる寓話です。
動物がよく出てきますね。「アリとキリギリス」「北風と太陽」が有名です。
おとぎ話とは?
「おとぎ話」。 この名前は「夜伽(よとぎ)」という言葉に由来しています。
夜を徹して語り明かすお話なので、作者は存在します。
日本の「桃太郎」や「かちかち山」がこれに当たります。
昔話、童話、おとぎ話の違い
童話とおとぎ話はどちらも創作物ですが、昔話は昔から民間で伝わってきたものなんです。
まとめると、
- 昔話:日本の伝承されたお話
- 童話:子ども向けの物語で、ちゃんと作者がいる
- おとぎ話:夜を徹して語り明かす話で、こちらも作者がいる
それぞれ違いがあるので、ぜひ覚えておいてくださいね!
昔話、童話、おとぎ話の違いのまとめ
みなさんも、お気に入りのお話はありますか?
お話の世界って本当に素敵で、想像力をかきたててくれます。
これからも、たくさんのお話を楽しんでください!